キャノン EOS 40D: 2010年4月アーカイブ

EOS 40Dの撮影モードのうち、C1、C2、C3は自分の好みの設定を登録することが出来ます。 登録は慣れれば非常に簡単で、10秒かかりません。
CANON EOS 40D

わたしの場合、C3にその日、一番多用する設定を登録しますが、山の撮影をしている時、天候がめまぐるしく変わる時や、樹林帯の中を歩いたり稜線を歩いたりする事が交互に現れてくる時は、その都度C3の設定を登録し直しています。

C2はC3とは若干の設定を変えた登録をしています。
ホワイトバランスの天候を貼れと曇り、ISO感度を400と800、等です。

C1は特殊用途で、暗い中での撮影専用の設定をしています。
暗い中での撮影には、ノイズを軽減する設定をしたり、かなり面倒なので、この設定だけはいじらずに固定しています。

EOS 40Dにはダイヤルの撮影モードが用意されています。
慣れるまでは山やポートレート、夜景などあらかじめ用意されている撮影モードでの撮影がお薦めです。
CANON EOS 40D

このモードで撮影した写真はカメラの性能を100%発揮することは出来ませんが、80~90%の性能を引き出してくれます。
慣れない時に設定をいじって撮影するよりも遥かに良い写真が撮れます。

EOS 40DのISO感度は最大が1600です。
設定を変えれば3200まであげられるのですが、ノイズがひどく実用的ではありません。 1600から3200までは限定的な状況下でしか使えませんでした。

EOS 40Dには高感度での撮影と長時間露出でのノイズの軽減を図る機能が付いていますので、この機能と合わせてISO感度を調整します。

実際にスナップショットで山の写真を撮影してみると、ISO1000が納得の行く写真を撮ることが出来ました。
EOS 40Dに限らず、カメラは最大ISO感度で撮影をするとノイズがひどく、最大ISO感度よりも少し感度を下げた方がノイズの少ない写真が撮れる傾向にあります。
※写真は夕暮れ後に撮影をした岩手県と秋田県の県境の山の八幡平。
CANON EOS 40Dで撮影をした八幡平

わたしが初めて購入をしたデジタル一眼レフカメラです。
いきなり中級機種を購入したのは、入門機種ではわたしが撮りたい写真が撮れないことが明らかだったからです。
CANON EOS D40

しかし、いきなり中級機種を使いこなすことは無理でした。
このカメラは購入から1年3ヶ月を使用しましたが、ようやく思い通りの撮影が出来る様になるまでに約1年かかりました。
思う通りの写真が撮れるようになったときに、丁度キヤノンEOS 7Dが発売となり、たまたまEOS 40Dが故障をして店舗保証が切れたこともあり、下取りに出して手放しました。

EOS 40Dは画像処理エンジンとISO1600という低感度を除けば十分な機能をもった中級機種でしたので、EOS 7Dを購入した時に、とまどわずに移行出来ました。
わたしのデジイチの基本的な操作や撮影は、全てEOS 40Dでおぼえました。

EOS 40Dの操作をおぼえるのに時間がかかったこともあり、納得の行く写真はわずかしか撮れませんでしたが、中級機種デジイチの操作をおぼえるのにとても役立ったカメラです。

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