撮影日:2003/08
標茶町の中心部から東に延びる未舗装の町道があります。
この町道から入ると200mでダートとなります。入り口は標茶駅の東側、道の脇に「コーンズエイジ」と書かれた会社の建物が建っています。
標茶の町から2.3km進むとY字路があります。右に進むと未舗装の町道で国道272へ抜けます。
左に曲がると別寒辺台林道です。Y字路には別寒辺台林道の道標が立っています。
町道との三叉路から1.4kmで丁字路があります。道の名称は出ていませんが、ここからPF第1幹線林道の始まりです。
この丁字路の直前に左に曲がる泉川林道との丁字路があります。
丁字路を正面から見た所。
道は直線区間がほとんどで、当然見通しはよいですが、落石や倒木が所々にあるので注意してください。
PF第1幹線林道のこちら側の区間は道幅が狭いです。
勾配はほとんど無くあっても緩やかです。
別寒辺台林道の丁字路からここまで9.6kmですが、国道272を挟んでPF第1幹線林道は続きます。
1.5km東に移動した所にある国道272沿いの入り口です。
入り口にはPF第1幹線林道の道標が立っています。
勾配は緩やかで、コーナーも少ないです。
PF第2幹線林道との分岐です。
見通しの良い区間が続きます。
タックルウシ林道との丁字路です。
本線はここを直進します。
右に曲がるタックルウシ林道は国道272に抜けます。
PF(パイロットフォレスタル)にある丁字路です。
本線は左に曲がります。
上記の丁字路を茶安別側から写したところ。
正面に見える建物がPFです。作業場なのでトイレや東屋はありません。
PF循環林道とのY字路です。
本線は直進します。
緩やかな丘を越えて行きます。ほとんどが直線区間です。
標高数十メートルの小高い丘を越えた所。
小さな丘からの展望。
林道と丘の周りは湿原に囲まれています。
下茶安別林道との丁字路。本線は直進します。
PF第1幹線林道の周りの森林は、数十年前から実験によって植林された樹木です。
原生林でないことは残念ですが、そのかわり多種多様な植物を見ることが出来ます。
ここで繁殖をする丹頂鶴。
このときは丹頂鶴の親子と出会いました。親はすぐに飛び立ってしまいましたが、ひな鳥は飛ぶことが出来ないので、頼りない足取りで草むらの中へ逃げて行きました。
親鳥は逃げたのではなく、心配しながらわたしが立ち去るまでわたしの周りを飛んでいました。
時現れる丘の中には勾配がきついものもあります。
PF第1幹線林道の脇を流れる支流。
台風が上陸した翌日と言うこともあって、川の水は路面まで跡わずかに増水していました。
PF第1幹線林道はこうした支流が無数に流れています。
森林地帯の直線路。エゾジカの生息数がとても多く、飛び出してきたエゾジカとの衝突には注意してください。
広大に広がる湿原。
道からの目線は湿原と同じ高さにあります。
無名の支線との三叉路。
PF第1幹線林道は多数の支線が網の目のように絡み合っています。主要な林道と支線には道標が立っていますが、無名の支線も多いです。
無名の支線に入ってしまうと、自分の位置が完全に分からなくなる可能性があります。
緩やかな下り。
植林された森林地帯の中を進みます。
湿原の中の直線路。
道の左右は台風で増水している川が流れています。
交通量は少ないですが、釣り人が時折り訪れるそうです。
また営林署の定期パトロールも実施されています。
道道813側の出口。PF第1幹線林道の道標は道道から奥に入った所にたっています。
道道813側からPF第1幹線林道の入り口を見る。
目印は全くありません。