登山の実践の最近のブログ記事

わたしには信じられないような里山、あるいは標高差が少なく歩く距離の短い山での遭難事故ですが、このような状況下で起きるのかという実体験をしました。
場所は鹿児島県霧島山高千穂峰です。
高千穂峰

当日、わたしは午前中に開聞岳に登り、時間が余ったので高速を利用して高千穂峰に登ることにしました。
天候は雨、強風です。風速計がないので正確な風速は不明ですが、わたしの経験から15m以上あったことは間違い有りません。
気温は5℃です。風速1mにつき体感温度は1℃下がると言われていますので(湿度などによって変化します)、この日の体感温度は単純に割り切って言えば氷点下10℃を越えていました。

雪に覆われた3月の筑波山登山

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4/4に開催される幸手マラソンに出場するので、体力を回復させるために3/16から3/28までの間に6回の筑波山登山に出かけました。
驚いたのは彼岸を過ぎても山頂付近には雪と氷が沢山残っていたこと。
最後の3/28には日中なのに、山頂付近の気温が氷点下であったことです。

これは3/16の筑波山の男体山の頂の様子。
雪も氷もなく春山の雰囲気でした。
3月 筑波山

遭難の一歩手前の模擬体験のその1の続編です。

この日は光岳に登る予定でいたのですが、朝寝坊をしてしまい午前6時に目が覚めました。光岳は予備時間も入れて往復12時間を見ておきたい山なので、6時に起床、登山口まで車で移動をする時間を計算に入れると入山が午前7時を廻るのが確実なので、急遽、奥茶臼山に登る山を変更しました。

奥茶臼岳の地図は持っていませんでしたが、入山口に地図が描かれていたのでこれをカメラに収めて必要に応じて見ることにしました。
模擬遭難

入山口から山頂まで特に危険な箇所もなく、きつい勾配もありませんでしたが、1箇所だけ、踏み跡のない枯れ木の樹林帯があり、ここは道に迷いそうだとマークを探したのですが無く、復路に迷わない様に風景を記憶したのですが、やはり迷ってしまいました。

温暖な紀伊半島の11月初旬とはとても思えない吹雪に、夜に紀伊半島の最高峰、大峰山脈の八経ヶ岳の下山の途中で出会いました。
当初から下山は夜になる予定でしたので、道を間違えやすい箇所は十分に記憶しながら登りましたので、下山の時に道を見失うことはありませんでした。
また、気温氷点下、風速10数メートルから20メートル以上の中でも、あらかじめ用意した防寒用のシャツのおかげで寒さで体力を失うと言うことはありませんでした。

登り、下りともに遭難するような危険性は、この登山に限って言えばありませんでしたが、一つでも準備を怠ると遭難するのがわたしが今回体験した登山なのだと実感しました。

仮定として、もしこれが無ければ遭難しただろうという模擬遭難の記録です。
写真は日没の時間に山頂に八経ヶ岳の頂にたどり着いたところです。
IMGP9163

8/3 2009に群馬県の武尊山へ登りました。
当日の天気予報は曇り、降水確率40%。
わたしは天気図が読めるのですが、自分自身の予想では、2000m級の武尊山と言うこともあり、曇りと小雨が交互になる天候で、あるいは雷雨に見舞われるかもしれないと言うものでした。
この予報はピタリと当たりました。

幸い、山頂までは小雨が降ったりやんだりの天気で特に危険を感じることもなく登り切れました。
IMGP8432
 

晩秋のトムラウシ山から見た旭岳わたしが登山を始めたのは2006年の秋、北海道の紋別に住んでいる時でした。日帰りで大雪山の主要な頂きのほとんどに登れる位置に住んでいたので、2006年から2007年にかけて、仕事の空いた日で天候が晴れの日には大抵山に登っていました。

※写真は10/3 2007トムラウシ山山頂から見た旭岳と御鉢平です。クリックをすると写真が拡大します。
 

自分の都合で出かけるので、当然ですが全て単独登山です。北海道の山は大雪山といえども登山ツアーの登るルートと山は決まっていて、わたしは人混みが苦手なのでそうしたツアーが通らないルートから大雪山の頂を目指したり、登山ツアーを始めほとんど人が登らない山やルートを登っていました。

そのあと、2007年の冬に関東に引越をしてきてからは、日帰りで登れる山や2泊3日の日程で登れる関東の山や、1週間をかけて北東北の山を登ったりしていました。北海道では全て日帰りで登山をしていましたので、特に日本百名山にこだわる事も無かったのですが、本州に住むと登れる山がとても多いことに気がつきました。そこで、まず深田氏が多数の山から選んだ百名山の大半を登ってみて、自分の中で山の基準を作ってから、百名山以外の山を登ることにしました。
それで、1週間のまとまった休みが昨年の秋に取れたので青森から秋田、岩手にかけての日本百名山に登ってきました。

裏磐梯の秋元湖から見た吾妻連峰の西大巓わたしが単独登山にこだわるのは、登山だけでなくカヤックも同時に楽しむことが多いことも理由の一つにあります。先月(6/25~6/27 2009)にかけて福島県の安達太良山と西吾妻山、栃木県の那須岳に登頂しましたが、同じ日に裏磐梯の桧原湖、秋元湖、曽原湖をカヤックで半周したり一周したりしています。
※写真は裏磐梯の秋元湖から見た吾妻連峰の西大巓です。この翌日に登った山です。
 

単独登山も良いのですが、物足りなさも有ります。特に寂しいのが情報の不足と自分に足りないものを客観的に教えてもらえる事が無いことです。
わたしは2007年の夏に膝を壊してしまい、翌年の2008年の初夏までトレーニングに励み、ようやくどんな山にでも登れるまでに回復しました。しかし、トレーニングの方法を見つけるまで医者に通い、5軒の外科に通いながら全く効果が無く、たまたまインターネットで見つけたトレーニング方法が自分の膝痛対策に合っていると思いそれを行いました。
この話を同じ登山をする知人に話すと「その膝痛は軟骨がすり減って炎症を起こす痛みだから、歩き方を工夫して、これこれのトレーニングをすれば痛みが出ることは無くなる」と教えてもらえました。トレーニング方法はわたしが行っているのとはずいぶんと違っていましたが、歩き方の工夫はとても参考になりました。
この様な、他者との出会いや教えてもらえる場が欲しいと思うようになっていた時に、登山とは関係のない全く別のルートからアミューズトラベル主催の登山ツアーの参加の招待を受けました。

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