2009年7月アーカイブ

晩秋のトムラウシ山から見た旭岳わたしが登山を始めたのは2006年の秋、北海道の紋別に住んでいる時でした。日帰りで大雪山の主要な頂きのほとんどに登れる位置に住んでいたので、2006年から2007年にかけて、仕事の空いた日で天候が晴れの日には大抵山に登っていました。

※写真は10/3 2007トムラウシ山山頂から見た旭岳と御鉢平です。クリックをすると写真が拡大します。
 

自分の都合で出かけるので、当然ですが全て単独登山です。北海道の山は大雪山といえども登山ツアーの登るルートと山は決まっていて、わたしは人混みが苦手なのでそうしたツアーが通らないルートから大雪山の頂を目指したり、登山ツアーを始めほとんど人が登らない山やルートを登っていました。

そのあと、2007年の冬に関東に引越をしてきてからは、日帰りで登れる山や2泊3日の日程で登れる関東の山や、1週間をかけて北東北の山を登ったりしていました。北海道では全て日帰りで登山をしていましたので、特に日本百名山にこだわる事も無かったのですが、本州に住むと登れる山がとても多いことに気がつきました。そこで、まず深田氏が多数の山から選んだ百名山の大半を登ってみて、自分の中で山の基準を作ってから、百名山以外の山を登ることにしました。
それで、1週間のまとまった休みが昨年の秋に取れたので青森から秋田、岩手にかけての日本百名山に登ってきました。

裏磐梯の秋元湖から見た吾妻連峰の西大巓わたしが単独登山にこだわるのは、登山だけでなくカヤックも同時に楽しむことが多いことも理由の一つにあります。先月(6/25~6/27 2009)にかけて福島県の安達太良山と西吾妻山、栃木県の那須岳に登頂しましたが、同じ日に裏磐梯の桧原湖、秋元湖、曽原湖をカヤックで半周したり一周したりしています。
※写真は裏磐梯の秋元湖から見た吾妻連峰の西大巓です。この翌日に登った山です。
 

単独登山も良いのですが、物足りなさも有ります。特に寂しいのが情報の不足と自分に足りないものを客観的に教えてもらえる事が無いことです。
わたしは2007年の夏に膝を壊してしまい、翌年の2008年の初夏までトレーニングに励み、ようやくどんな山にでも登れるまでに回復しました。しかし、トレーニングの方法を見つけるまで医者に通い、5軒の外科に通いながら全く効果が無く、たまたまインターネットで見つけたトレーニング方法が自分の膝痛対策に合っていると思いそれを行いました。
この話を同じ登山をする知人に話すと「その膝痛は軟骨がすり減って炎症を起こす痛みだから、歩き方を工夫して、これこれのトレーニングをすれば痛みが出ることは無くなる」と教えてもらえました。トレーニング方法はわたしが行っているのとはずいぶんと違っていましたが、歩き方の工夫はとても参考になりました。
この様な、他者との出会いや教えてもらえる場が欲しいと思うようになっていた時に、登山とは関係のない全く別のルートからアミューズトラベル主催の登山ツアーの参加の招待を受けました。

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