パナレーサー 携帯式ミニフロアポンプの使用とMTBへの取り付け

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IMG_3368.jpg携帯式のフロアポンプとしては最も安価な製品です。トピークなどでも販売されていますが半分以下の価格で手に入ります。
携帯式の空気入れとしては大きなサイズですが、それだけに空気を入れるときには、ポンプを押す回数が減るので、空気を入れるのがとてもです。どのくらい楽かというと、この空気入れで自動車のタイヤに空気を入れられるほどです。通常、自転車用の空気入れはタンクの容量が小さいので、自動車のような大きなタイヤに空気を入れるには千回はポンプを上下させなければなりませんが、この空気入れはそんなに回数を必要としません。甘くなった自動車のタイヤでも200回くらいで必要な空気を入れることが出来ました。
IMG_5192.jpgサイズの比較
わたしの所有している携帯式空気入れと携帯電話を並べて大きさを比較してみました。パナレーサー携帯式フロアーポンプが一番大きいことが分かると思います。
IMG_5193.jpg ポンプを伸ばしたところです
大きさの違いがより際だって分かります。大きいのでバッグなどに入れるにはかさばりますが、自転車の車体に取り付けるので有れば気にならないサイズです。

IMG_7069.jpg実際にMTBに取り付けたところです
MTBはジャイアント ロック4500です。
少し前の同じパナレーサー 携帯式フロアーポンプは取り付け器具と空気入れを固定する部分が細いゴムでしたので、屋外に置くことの多い自転車では劣化しやすかったのですが、現行型はこの点が改善されてベルクロで止めるようになっています。ベルクロも雨天時などの水に濡れると粘着力が落ちる欠点がありますが、自転車に空気入れを固定する程度なら粘着力の低下は問題にならないでしょう。

IMG_7073.jpg実際に使用しているところです
通常の携帯空気入れは米式と仏式に対応しているだけですが、このポンプは珍しく3種類(英/米/仏式)に対応しています。自転車を買い換えたりチューブの形状が変わってもこの空気入れはそのまま使い続けることが出来ます。
写真のロック4500は最初に付いていたチューブは英式(ママチャリなどと同じ形状)でしたが、入れ替える予定のチューブは米式(車やバイクと同じ形状)なので、双方に対応してくれるこのポンプは心強いです。

IMG_5170.jpg ただし欠点もあります
やはり価格が安いので構造が華奢です。写真の部分はポンプを押す箇所ですが、ここの部分の金具が外れかけています。購入して半年ほど、使用回数もさほど多くはないので、製品としての寿命は短そうです。

わたしの使用方法の場合、3千円前後の携帯ポンプでしたら寿命は3年前後です。それに比べるとこのポンプは半分くらいではないかと予想しています。価格対費用の点では安くは無いかもしれません。

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