オーストリッチOS-500トラベルバッグでMTBを沖縄にヤマト運輸の宅急便で送る

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IMG_7045.jpgちょっと古い話になりますが、2005年3月3日から9日にかけて沖縄に1週間サイクリングに出かけました。
このときに購入したのが、オーストリッチの輪行バッグの中では一番大型なのがOS-500です。配送は往路袋共にヤマト運輸の宅急便を利用しました。この記事はそのときのヤマト運輸の自転車の取り扱いの話です。

OS-500トラベルバッグそのもののレビューは機会が有れば、別に書きたいと思います。OS-500は写真の通りMTBでもロードバイクでも入れられる大きさです。
IMG_7058.jpg最初はMTBを自分でもって飛行機に手荷物として乗せようと思っていました。ところが航空便の出発時刻を、往路では出来るだけ早くして沖縄に到着しても十分に遊べる時間を取ったことと、復路では日没後の便で羽田空港に到着後にギリギリで終電に間に合うようにしたことから、自分で持っている余裕はないと判断して宅配便で送ることにしました。

ものがMTBとデリケートですから、実際にトラベルバッグに入れてくろねこヤマトの営業所に車で持参して、これで配送できるかを確認しました。営業所の社員はOS-500がウレタンパッドで覆われていて衝撃に耐えられることなどを確認した上で、このバッグで配送されるのでしたらお受けできますとこたえてくれました。

予約を入れたホテルに確認を取ると、「数日なら配送された自転車をお預かり致します」との返事を頂きました。これで往路復路とも宅配できる条件は整いました。

ヤマト運輸の営業所ににバッグに入れたMTBを持ち込んで配送の手続きを終え、車に乗ろうとすると驚く光景を目にしました。OS-500は写真の通り横長なのですが、これを縦に置いてカーゴに積んでいたのです。ちゃんと申し込みのときにくどいほど、この荷物は横長です、縦には決しておかないでくださいと念を押し、しかも「上」と書かれた張り紙をしておいたにもかかわらずにです。

ヤマト運輸の社長を務めた小倉昌男氏が阿川佐和子さんとの対談の中で、お客の荷物を母猫が子猫を扱うがごとく大事に運んでいると自画自賛していますが、うさんくさい話です。故人を攻める気はありませんが、自分たちが運びやすければお客の荷物などかまわないと言う気がしました。
幸い、このときは驚いたわたしが再度営業所の社員に口を酸っぱくして、「あの積み方をすると中の自転車が壊れるので、絶対に「上」の文字がある方を上にする事を守って貰いたい」と言ったので、沖縄に送られていた自転車は無事でした。
※対談は阿川佐和子著阿川佐和子の会えば道づれに書かれています。

DSCN0088.jpgホテルに着きチェックインをすませ早速MTBを受け取ります。ホテルの前のスペースを借りて組み立てを始めました。前輪と後輪、ハンドル、ペダルをはずさなければならないので、組み立てるのにも調整時間まで入れると小一時間ほどかかりました。

DSCN1123-a.jpgさて、1週間の沖縄サイクリングを終え、再びヤマト運輸を利用して自転車を自宅に配送して貰います。このときも「」を守ってくれと何度も言ったのですがだめでした。自宅に送られてきた自転車は縦に積まれてしまったので、ギア(ディレーラー)が見事に「くの字」に曲がっていました。
クレームを付けようかと思ったのですが、大会社は大抵クレームには言を左右にして言い逃れをして、不愉快なおもいをするだけだと思い直し、自分で治しました。わたし自身が6年間ほど自転車の販売に携わっていて自転車の修理や補修、部品の取り付けなど一通りの作業が出来るから治せたと思います。

それでも後遺症が残りました。一度曲がったディレーラーを手でまっすぐに戻しても完全には元に戻りませんでした。3×6段のギアだけが入りづらくなってしまいました。まあ、こうした壊れることを予想して購入した自転車だったのでかまわないとも思いました。写真のMTBのジャイアントロック4500も機会が有ればレビューを書きたいと思います。

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