飲料水のツールの最近のブログ記事

昨年の6月から7月にかけて八ヶ岳を縦走した時、双子池のテント場の水場が雄池で、虫の死骸が沢山浮いていたので、飲むのに抵抗がありました。
煮沸消毒をすれば多少は違うのでしょうが、ストーブなどは持っていません。
やむなく生水のままで飲んだのですが、下山してから秋葉原のニッピで携帯浄水器を購入しました。

塩など水に溶けたものは濾過できませんが、泥とか虫とか細菌は濾過できるというものです。
こうしたものを使うのはよほどのときだと思っていたのですが、購入して直ぐに使う機会がありました。

あたらしいハイドレーションシステム「ホーサー2.0L」が届けられたので、早速、「高尾山-陣馬山-土俵岳縦走(約11時間)」と「上野原駅-御前山-倉岳山-九鬼山-田野倉駅(約12時間)」の登山に使ってみました。
使用したザックはオスプレイ ATOMS25です。
ハイドレーションシステム

    2007年に購入をした従来品との主な変更点。

  • タンクの形状が変更されました。手でつり下げて持ち運べるような形状になったのですが、そのために地面や床に立てておくことが出来なくなりました。
  • 飲み口が回転式から歯でかんで飲む形状に変わりました。回転式では手が必要でしたが歯でかんで開ける形状では手での操作は全く必要がなくなりました。
  • 止めねじが透明となりスタイリッシュとなりました。
  • ザックのベルトなどにホースを固定できるクリップが付属しています。

2007年の夏に購入をしたプラティパス ハイドレーションシステムが使用に耐えなくなりましたので、あたらしいハイドレーションシステムを購入しました。
昨年いっぱいを使用していたので、3年半使用したことになります。

使えない原因はいくつかあって、一番は本体に小さな穴が開いてしまって水が漏れることです。
原因は不明なのですが、継年劣化かもしれません。
年間に50日以上は使用していましたからよく持ったといえるでしょう。

プラティパスのハイドレーションシステムはしごく便利な登山のツールでわたしの愛用品ですが、先日の大寒波(11/2から11/3にかけて)の登山の時に、奈良県の大台ヶ原を歩いていたら、ホースの中の水が凍ってしまい水が飲めなくなってしまいました。

冬期登山をされる方には常識と思いますが、11月上旬の紀伊半島でまさか日中氷点下5℃の中を歩くことになるとは思っていませんでしたので、わたしもハイドレーションシステムが凍ることまでは想像もしていませんでした。
写真は大台ヶ原の日出ヶ岳から牛石ヶ原の間にある東屋で水を飲もうとして凍り付いた事に気が付いた時の様子です。
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プラティパス・ハイドレーションシステム(2L)を以前から登山で愛用してきましたが、晴天の夏では2Lでは水分が足りない時があることが分かりました。
今年の7月に南会津の檜枝岐から入り、10時間あまりをかけて越後平ヶ岳を往復してきました。この山は登山道に3箇所の水場があるので水を心配する必要は無い山なのですが、往路復路共に水場で水をプラティパスに補充することをしなかったので、下山の最後の2時間、飲む水が涸れてしまい喉がからからに乾きました。
幸い水が涸れたのが短い時間でしたので脱水症状には至りませんでしたが、これが水場が全くない稜線歩きの登山だったとしたらと考えて、水筒をもう一つ用意して置いた方が良いと思い立ちました。
それで購入したのがプラティパス2です。
IMG_1723 

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ハイドレーションシステム
わたしが使用しているプラティパスのリザーバードッキングチューブ・キットを組み合わせたハイドレーションシステムです。

写真のハイドレーションシステムのリザーバーは2Lの容量のもので、単品で販売されていて、単品の場合は水筒ととして利用できます。これに別売のドッキングチューブ・キットを組み合わせることでハイドレーションシステムとなります。
リザーバーとドッキングチューブ・キットと合わせて旭川の秀岳荘で購入しましたが、4000円弱の価格だったと思います。水筒としては高価でしたが、登山で実際に使用すると使い勝手がとても良く、支払った金額だけの価値のある製品でした。
 

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