PSP+GPSレシーバー+みんなの地図3でGPSナビゲーション

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PSP+GPSレシーバー+ゼンリン「みんなの地図3」 ソニーのPSP-2000GPSレシーバーを購入して、ゼンリンの「みんなの地図3」と組み合わせて、GPSとしてどの程度の機能を持っているのか2ヶ月ほど試してきました。使い方はGPSとしては最も過酷な登山です。

結論から言うと、GPSとして十分に使用できる性能を持っていますが、バッテリーの持ちの悪さと、本体の大きさが大きすぎることから登山には向かないことが分かりました。

しかし、カーナビと同様に地図を見ながら移動することが出来ます。
その上、トラックデータ(以下GPSログ)を取得できるので、GPSログを取得して自分の移動した軌跡を記録として残すことが出来ますので、サイクリングやトレッキングなどでは活躍すると思います。簡易的なカーナビとしても十分に使えるでしょう。
 

わたしがPSP+GPSレシーバー+ゼンリン「みんなの地図3」を組み合わせたナビゲーションに興味を持ったのは、2008/4/19に開催された「みんなの地図」モニター体験イベントに参加したからでした。

当時、自然派空間の制作が山場を迎えていたので、デジタルマップとGPS関連で何か情報が得られないかというわらをもつかむ気持ちで参加したのですが、そのときにソニーの社員の方が「PSP+GPSレシーバー+みんなの地図2でGPSログを取得してサイクリングを楽しんでいる人が多数いるようです」という話を聞かせてくれました。当然GPSログを加工しているはずで、それならカシミールを使っているヘビーユーザーでしょう。そうした、ヘビーユーザー以外の方でも手軽にGPSを利用して貰おうというのが自然派空間の趣旨でしたので、PSP+GPS+みんなの地図3の組み合わせは最適と思いました。

それ以来、PSPとGPSレシーバーを購入して、モニターイベントで頂いたみんなの地図3を組み合わせてGPSとして使える可能性を探していました。

GPSのユーザーで一番多いのは登山者です。わたしもガーミン製のGeko201を所有しています。そのため、最初に登山を選びました。

登山にPSPを持ち込んだ山は筑波山男体山です。

女体山から見た筑波山の頂き筑波山は標高800mの低い山です。予備のバッテリーを持参していったので、PSPのバッテリーは登山のあいだ、バッテリーが切れることなく持つことが出来ました。
当日の記録は拙作の自然派空間にわたしが「筑波山縦走記」としてGPSルートをPSPから取得してアップしてあります。ご覧頂ければおわかりの通り、森林の中で電波の受信状態が悪いにもかかわらず、かなり正確に登山のルートを記録しています。
 

男体山の山頂男体山は標高が2400mの高い山です。登山に要する時間も長いため、途中でPSPのバッテリーが2つの予備も含めて空になりました。このためGPSデータも途中までしか記録できませんでした。
このことから、登山にはバッテリーの容量が足りない、もしくは液晶画面などが大きいので、バッテリーの消費が早いため、登山など丸1日かかるレジャーには向かないと思います。
 

PSPを持参しての登山大きさもポケットに入れるとGPSレシーバーが折れる可能性があるため、常に胸元に首かぶら下げた状態で登っていました。かなりの大きさなので邪魔です。しかもバッテリーを予備を2つも持参しています。
登山など1gでも装備を軽くしたいレジャーには、この点でも不向きです。
写真は左手にモニターをしていたソニーのアルファ300、右手にわたし個人の所有のキャノンの40D、その40Dの上の白い包装にくるまれているのがPSPです。カメラほどではないですが、大きいのでかさばります。
 

PSP+GPSレシーバー+ゼンリン「みんなの地図3」の用途

多摩川サイクリングロードのDAHON メトロ登山に向きませんが、サイクリングでは威力を発揮しました。
荒川サイクリングロードと多摩川サイクリングロードを走りましたが、あえて地図を持たずに初めて走る道を走りました。
しかし迷うことなく走れます。最寄駅検索モードもあるので、サイクリングを終えて電車で帰宅する時にも便利です。わたしは折りたたみ自転車のDAHON メトロを使用していたので、自転車を手荷物として電車に乗ることが出来ました。
 

一度、サイクリングでPSP+GPSレシーバー+ゼンリン「みんなの地図3」の便利さになれてしまうと、紙製の地図や携帯電話の地図は使う気が起きません。
これは散歩やハイキング、トレッキングのような経度の運動やレジャーにも当てはまります。

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