WILLCOM D4 体験レビュー | ミニモバイルPCとしての実力有り

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WILLCOM D410/4(2008)に秋葉原で開かれていたWILLCOM D4の展示会でD4を実際に使用してきました。

全く予備知識が無く、携帯デバイスの一種(Windows CE)と思っていたのですが、極小のPCと言うことを当日に実際に使用して知りました。Windows Vistaが搭載されているので、通常のPCとデータを完全に互換することが出来ます。
 

キーボードと手の比較D4を使ってみると、キーやマウス、クリックボタンなどの使用感はなかなか良いです。ただし、わたしの様に大きな手の人にとってはこの小さなボディを扱うのは苦痛でした。

実際に活躍するシーンを想定すると、Windows VistaOfficeが搭載されているので、メインPCからテンプレートやデータをあらかじめ取り出して入力しておいて、出先で必要な情報を閲覧したり入力したりすることに活躍すると思います。
高額なモバイルノートは必要としないが、必要なデータを持ち歩きたい、出先で入力しておきたいというユーザー向けかと思います。
 

電話もちろんWILLCOMの電話としても使えます。
料金はデータ通信専用の端末よりも割安かもしれませんが、この辺は使い方によって変わりますので、使うユーザーが判断するべきでしょう。
 


microSDカードソケット
microSDカードソケット
ミニUSB端子
ミニUSB端子

端子類は必要最小限度のものはついています。

カメラ200万画素のカメラを内蔵しています。
ユニークなのがシャッターの押し方で、ハードのシャッタースイッチがボディについていますが、ソフトウエアのスイッチが画面に現れて、それでシャッターを切ることも出来ます。
使っているシーンに合わせて、シャッターを切るスイッチ(ボタン)を選べます。
 

トラックパッドを操作中トラックパッドとタッチペンの使い勝手
慣れるまではタッチペンの方が使いやすいです。トラックパッドはやや癖があり、PCほどの精度もよくありませんので使い勝手で言うと今ひとつです。ただ、慣れるとタッチペンよりは早く動作をさせることが出来ます。
液晶モニターがタッチパネルとなっているので、エクセルのセルにデータを入力するなどの細かな操作はタッチペンで行い、スクロールやブラウザのクリックなどはトラックパッドで行うなどの使い分けが良いと思いました。
 

スペック表バッテリーの持ちですが、大容量タイプでないと実用性はなさそうです
通常バッテリータイプですと、使用時間は1時間半ほどと短いです。
大容量タイプですと、4時間半ほど持ちますので、出先でデータの閲覧と入力、それと携帯電話としての使用に限れば何とか実用の範囲内と思います。
:スペックの写真をクリックすると拡大します
 

モニターとキーボードを接続中モニターに映し出して使用することも出来ます。
キーボードと併用すると、通常のPCと同様の使い方が出来ますが、解像度が低いので、大きなモニターに映した割には使い勝手は今ひとつでした。
それでも、小さな画面とキーボード以外での使い方が出来るのはありがたいです。
 

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