プラティパス(platypus)ハイドレーションシステム 2011モデル

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あたらしいハイドレーションシステム「ホーサー2.0L」が届けられたので、早速、「高尾山-陣馬山-土俵岳縦走(約11時間)」と「上野原駅-御前山-倉岳山-九鬼山-田野倉駅(約12時間)」の登山に使ってみました。
使用したザックはオスプレイ ATOMS25です。
ハイドレーションシステム

    2007年に購入をした従来品との主な変更点。

  • タンクの形状が変更されました。手でつり下げて持ち運べるような形状になったのですが、そのために地面や床に立てておくことが出来なくなりました。
  • 飲み口が回転式から歯でかんで飲む形状に変わりました。回転式では手が必要でしたが歯でかんで開ける形状では手での操作は全く必要がなくなりました。
  • 止めねじが透明となりスタイリッシュとなりました。
  • ザックのベルトなどにホースを固定できるクリップが付属しています。

使用感

無味無臭が売りのハイドレーションシステムなのですが、作りたてはそうでもないようで、ゴムとも塩ビとも言い難い味がして気持ちが悪くなってしまい、途中で水が飲めなくなってしまいました。
もっともこれは、宅配されてからタンク内を洗わずに、水を入れて持ってきたためと思います。
かるく水ですすげば良かったと後悔しながら、山の稜線を歩いていました。

取っ手があるのは便利です。中の水を凍らせてザックに入れて置いたのですが、本体を取り出そうとするとうまくいきません。取っ手をつかむと簡単にザックから取り出すことができました。
取ってのないハイドレーションシステムに慣れているので、まったく使いませんでした。
それよりも、水をい入れるときに直に置くと倒れてしまうので持ち続けないといけない点や、山頂で調理をするときに水筒代わりに水を使うと直におけず、といってキャップもないので、またホースをつけなければならない面倒くささがあります。

新しい飲み口のバイトバルブは良くできています。
何よりも気に入ったのは、従来品の飲み口は飲み終えた後に数滴必ずたれたのですが、新しい飲み口は全くたれることがないことです。
ただ、歯で噛んで水を飲むという新しい形態にわたしがなじめず、従来同様に手で飲み口を開けて飲んでいました。どうも歯で噛み続けると1年は持たないような気がするのです。これは気のせいかもしれません。
ハンズフリーとは言っても、飲み口は肩から出てぶら下がっているので、飲むときには手で口まで持ってきてあげなければなりません
ハイドレーションシステム

わたしが使っているオスプレイのザックは2種類ともハイドレーションシステムに対応しているためか、肩のところにホースを通すゴムの穴が設けられているのですが、新しいハイドレーションシステムにはクリップが付属していました。
ザックからホースが垂れ下がっているのは確かに腕や腰にあたってあまり感じの良いものではありません。ゴム穴の着いていないザックでもホースを固定できるようにと言うことでしょう。
ハイドレーションシステム

オスプレイのATOMSシリーズにはゴムでホースを固定することが出来ます。
ハイドレーションシステム

大きさの比較です。
これは2007年に購入をしたハイドレーションシステムのホーサーの本体です。
全長ですこし短くなっていました。
ハイドレーションシステム

おなじプラティパスの2.5Lの水筒との大きさの比較です。
全長はほぼ同じ。左右の幅が若干短いです。
ハイドレーションシステム

ハイドレーションシステムは、セットでもキャップは別売りとなっているのですが、実際にはペットボトルのキャップを流用することが出来ます。
キャップの形状は従来品も2011モデルも2.5Lの水筒も同じです。
本体にはキャップがついていませんが、冷凍庫で凍らせるときにはキャップが必要となります。わたしは水筒も持っているので水筒のキャップを利用していますが、ペットボトルのキャップでも代用がききます。
ハイドレーションシステム

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このブログ記事について

このページは、mizunumaが2011年5月 3日 11:48に書いたブログ記事です。

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