第一回富士山マラソン大会の風景

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記念すべき第一回の富士山マラソン大会の、走った記録は省いて、大会会場までの電車の様子や、マラソンを走り終えた後の会場の様子などの備忘録です。
参加したのは17kmの方です。

大会前に配送されたもの

ゼッケン、記録取得用のタグ、手荷物預かり袋など。
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サプリメントの試料、各種の宣伝のパンフレットなど。
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電車で当日に河口湖駅に行く場合、ゼッケン、タグなどを事前にシャツやシューズに付けておくと、大会当日に会場で慌ただしくしなくて済みます。

更衣室が駅前の小学校に設けられていますが、混雑していて待ち時間が長い上に、駅から手荷物預かり所、手荷物預かり所からスタート地点まで距離があるので、駅に着いてから着替え、ゼッケンとタグ付けを行う時間的な余裕は余りありません。

スタート前

高尾駅から大月駅までの電車(中央線)の様子

高尾駅を午前5:14に発車する大月行きの始発電車は北アルプスや南アルプスの山旅に出かけるときによく利用していましたが、一車両に数名の乗客が乗っていれば多い方で、大月駅で甲府行きの電車に乗り換えるときに降りてくる人の数は数十名が限度で、100名を越えると言うことはありませんでした。

一昨日の早朝、午前5時頃に高尾駅のホームで電車がくるのを待っていると、ランナーと一目で分かる人が乗車口の指定の位置に並んでいました。
高尾駅北口から入ると、大月行きの始発の先頭車両の乗車口が一番に距離が近いので、電車がホームに入ってくると先頭車両に乗り込みました。

始発の先頭車両は意外に混んでいて、10名ほどが思い思いに座っています。
ランナーが半分、登山ないしトレッキングが3名でした。

ランナーの殆どはランニングシューズに計測用のタグを結びつけているので、富士山マラソンの参加者と言うことが分かります。

電車が大月駅に着いたとき、電車の中程の車両には多くのランナーが乗っていたので、改札口までの階段が既にキャパシティを越えて満杯の状態でした。
富士急の改札口には長い行列ができあがっています。
構内の女子トイレはもちろん男子トイレも長い行列が出来ていました。

大月駅から河口湖駅までの電車(富士急)の様子

大月駅から河口湖駅までは1時間近くかかるのですが、車両が四両ではとても座れないだろうと覚悟をしました。
ところが運の良いことに、座席はほぼ人数分だけ合った様で、始発ので降りたランナーは全員が座れたようです。

JRの大月駅行きの始発は5:51大月駅に到着しましたが、富士急の河口湖駅行きの始発は6:22で30分ほどの待ち時間があります。
この間に、JRの第二便が大月駅に着いて、始発の乗客よりも多い人が降りてきました。
この人達の殆どはランナーでしたが、座れた人は殆どいません。出発までの待ち時間も合わせると、河口湖駅まで1時間以上も立たされた事になります。

この時期の日の出は6時過ぎで、この日も始発が大月駅に着いたときには真っ暗です。
それでも富士急の始発が出発する時刻には明るくなっていました。

ちなみに富士急の切符は、「大月駅-河口湖の往復切符」を購入すると、代金は20円しか安くなりませんが、改札を通るときには切符を見せるだけで済むので、とても楽になります。
殆どの乗客は片道切符を買っている様で、長い(ランナーの)行列に並んで、改札で駅員に切符をきって貰っていましたが、往復切符(実際には乗降自由のフリー切符)は、行列の脇の改札を通らせてもらえます。

富士急はスイカ・パスモには対応していません。

河口湖駅から会場まで

河口湖駅の前の大会当日の様子。
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富士山マラソンの17km出場者の手荷物の受付時間の期限が7:30と書かれていたのですが、富士急の始発の到着時刻が7:14、手荷物の預かり所までの距離が約1kmとあるので、ホームから降りて改札を抜ける時間まで計算に入れると、走らないと間に合わないことが分かります。

ただ、4車両満員のランナーの手荷物を預からないというのは現実的では無いので、たぶん、時間を延長して預かってくれるだろうと思ったのですが、やはりそうでした。

河口湖駅から手荷物預かり所まで距離があり、さらにそこからスタート地点までも15分ほど歩く距離がありました。
合わせると2kmは確実にあります。

駐車場から駅までシャトルバスが運行していて、電車で来た出場者の他に、乗用車で来た出場者もここで合流するので、とても混み合っています。

河口湖駅の駐車場には、参加賞(Tシャツとサングラス)の交換場所が設けられていて、早朝から交換を行っているのですが、手荷物預かりの時限が近づいて来ていても、交換をする人が多くいました。
交換所は大会の終わった後の方が空いていました。

正規の手荷物の預かり所はすでに受付を終了していましたが、臨時の手荷物置き場が設けられていました。
この臨時の置き場は荷物をコンテナなどにしまうのではなく、置きっぱなしなので、財布などの貴重品は荷物に入れておかない方が良さそうでした。
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手荷物は事前にゼッケンなどとともに送られてきた袋にゼッケン番号のシールを貼って預けます。
手荷物袋に入れられない荷物は預かってもらえません。

スタートの時刻が迫っていたので、駅から手荷物預かり所まで小走りをする人を見かけましたが、距離があるので出走前に体力を消耗しそうです。

スタート地点まで

手荷物預かり所からスタート地点まで1kmほど。
スタートの時刻は迫っていますが、歩いている人数が多いので、何となく歩いている全員が安心をしてのんびりしています。
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スタート地点の旗が遠くに見えるか見えないかと言う辺りで、人がとても多くなり、歩く流れが止まりました。
スタート地点まで500m以上はありそうなので、人の間を通り抜けて、少し前の方まで歩きます。

ゴール後

ここがゴール地点。
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ゴールの後の行列

ゴールの後、無料で参加者に配布されるサプリメントをもらうために長い行列が出来ます。
わたしのゴールインは1時間38分でしたが、この時間はまだ早いほうだったらしく、行列も20mくらいでした。
このくらいの行列なら、後で計測したところによると時間は5分ほどです。

手荷物を取りに行き着替えてから戻ってくるのに40分ほど掛かったのですが、行列は長くなり100mを越えていました。
この行列は短くなることはなく、17kmのランナーが終わる頃にはフルマラソンのランナーがゴールをしてくるので、午後2時過ぎまで100mの切ることはありませんでした。
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無料で配布されるものは、バナナ好きなだけ取り放題、500mlのサプリメント(飲料)1つです。
30分以上も並ばされる時間を考えると、微妙な成果です。

スポンサーのブースあれこれ

スポンサーの企業のブースが会場を取り囲むように設けら得れています。
無料で胃腸薬を配布していたサトー製薬や、サプリメントの試飲ができた企業のブースは、すぐに行列が出来ていました。

見ていて立ち寄るランナーの多かったのはミズノのブースです。
ファッション性の高いウェアを揃えていたので、ランナーの興味を引いたようです。

わたしが今回のマラソン大会に出場するきっかけとなったEPSONのブースがありました。
Wristabl GPSの宣伝のためですが、17kmのランナーは余り興味を示さないようで人影もまばらでしたが、フルマラソンのランナーがゴールする時間を過ぎると、立ち止まってGPSを見たり、話をしている人が多くなりました。
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表彰式、トークショーとライブ

トークショーは瀬古さんと有森さんの二人です。
ここまで閑散としていた会場ですが、さすがマラソン大会らしく、お二人が壇上に上がると、周りをランナーが埋め尽くしました。
笑いを狙った瀬古さんの暴走トークと、ランニングのアドバイスを話そうとする有森さんの組み合わせは面白かったです。

ライブはサンプラザ中野さんで、本人はなにかお告げがあったそうで「サンプラザ中野君」と自己紹介をしていました。
とてもテンションの高いライブで、最後に「ランナー」を絶唱して終了です。

ライブを見ていたら、となりのおじさんがノリノリで踊っていました。
よく見たら瀬古さんです。
オーラが全くありませんでしたので、誰も気がつかなかったようです。
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表彰式。
フルマラソンの登録選手の1位から3位まではベルリンマラソンなど海外の大会の招待権が付与されていました。
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瀬古さんと有森さんのトークショウ。
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サンプラザ中野さんのライブ。
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帰り道

河口湖駅の駐車場は参加賞引換所と地元の飲食店の出店があります。
午後2時を過ぎると閑散としているようです。
参加賞の引き替えには、殆ど人はいませんでした。
駐車場には出店で飲食物を購入した人たちが、腰を下ろして飲み食いしていました。
非日常の一時といったところでしょう。

大月行きの下りの電車もかなり混んでいます。
富士急の便はほぼ1時間に2便しかないのが原因のようです。
ただ、混んでいてもラッシュというほどの混み方ではありません。
電車の出発前、10分頃に河口湖駅のフォームに着いていれば座って大月まで行けます。

河口湖駅前に設けられた参加賞引換所。
SMLとサイズごとに別れています。
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参加賞のTシャツ。
ミズノ製の薄い生地のシャツです。
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SWANSのサングラス。
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このブログ記事について

このページは、mizunumaが2012年11月30日 15:24に書いたブログ記事です。

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