登山とランニングの使う筋肉の違い

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同じ下半身を使うスポーツですが、勾配があるないで使う筋肉が微妙に異なることを知りました。
今日参加した第19回幸手市さくらマラソンを1時間52分で完走しましたが、このマラソンを完走できるようにと連日筑波山に登ってトレーニングをしてきました。
筑波山は縦走を1往復、裏筑波から入山して山頂を経て表筑波の筑波神社を経て再び山頂へ戻り、裏筑波へと下る歩き方です。

筑波山登山では幸手マラソンを意識して、休憩は取らず登りはできるだけ速く歩き、下りは文字通り駆け下りました。
その甲斐あって、3/28の最後の登山では4時間を切るまでの速さになりました。
9:02入山。12:12下山。3時間10分で走破。
山頂付近の凍結がなければもう少し時間を短縮できたと思います。
初春の筑波山に積もる雪

勾配のあるなしで使う足の筋肉が変わる

筑波山登山で心肺能力と下半身の筋力に自信を持ったのですが、実際に幸手マラソンを完走してみると、登山とランニングでは使う筋肉が異なっていることを知りました。

最初の写真は登山の時に特に使う筋肉です。
登り慣れていない人が登山をした後日、筋肉痛になる箇所です。
膝上の一点の筋肉に力が集中します。(赤丸)登りでこの箇所を使います。
ふくらはぎは全体の筋肉をまんべんなく使っています。筋肉痛になるときにはふくらはぎ全体が痛くなります。
※:クリックすると拡大します。
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二枚目の写真は今日、幸手マラソンを完走直後に疲労感を覚えた筋肉にマーキングをしてあります。
上半身ではあばら骨の一番下、腹筋の最上部に筋肉の疲労を覚えました。若干ですが筋肉痛もあります。
太ももは、筋肉全体に負担がかかるらしく、特に疲労を感じることはありませんでした。
ふくらはぎは付け根の裏側の筋肉の一点に力が集中します。ただし筋肉痛になるほどではありません。
前を走っている人のふくらはぎを見ると、半数近くの人のこの部分のふくらはぎの筋肉が発達していることがわかりました。
※:クリックすると拡大します。
IMGP0445

走るランニングと、傾斜地を登り下る登山とでは、同じ下半身を使うスポーツでありながら、使う足の筋肉が異なります。
ということはトレーニング方法もランニングと登山では替えなければならないです。登山の場合、毎週1座、山に登っていれば自然と筋力が付いてくるのですが、ランニングの場合は平地ですので自宅の周りで走ることがで来ます。
走ることは気分転換にもなりますので、壊れた右膝の痛みが取れたら早速ランニングをしたいと思います。

心肺能力。
幸手マラソンを走った感想で印象的だったことは、心肺能力についてでした。
ランニングは当然心臓や肺などの能力がある程度以上ないと走れませんが、幸手マラソンを走った時の心肺にかかる負担を登山に当てはめると、斜度20度から25度の斜面をジグザグを切らずに登るレベルでした。

これまでに登った山で比較すると、筑波山のケーブルカー沿いの登山ルートがもっと近いです。
福井県の荒島岳や日光の男体山、富士山などは登り斜度が急なのでランニングよりもきつかったです。

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このブログ記事について

このページは、mizunumaが2010年4月 4日 16:55に書いたブログ記事です。

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